実は見覚えがあったゆきちゃん

前回はゆきちゃんとの出会いを残したけど、実際に会ってから、あの時のねこだったんだと思い出すことがありました。

 

そこの川原はたまちゃんたち以外の野良猫さんが集う場所が、知ってるだけであと2箇所はありました。思い返すと、そのうちの1箇所で、実はゆきちゃんに会ったことがありました。そこもどなたかが(多分ねこのお母さんたちだと思う)ご飯をあげているようでした。

 

とある日、山盛りのキャットフードをがっつく大きな猫さんのかたわらで、自分にもよこせとばかりに大きな声で鳴いてアピールするちっさな子猫がいました。今思うとそれがゆきちゃんでした。特徴的だったのはもちろん茶トラであったことやその鳴き声、そして口をいっぱい開けて大きな声で鳴くその顔が、ベンチの下から出て来て鳴いたゆきちゃんの顔そのものだったのです。

 

 

その時はちっちゃなねこさん元気がいいなー、ちっさいのに威勢がいいなーという印象でした。しかし後日、猫のお母さんから最近捨てられた小さなねこがいるという話を聞き、そして実際にゆきちゃんに会ってあの時のねこだったんだと分かると、ゆきちゃんは相当お腹すかせて大きな猫を相手にしてでっかい声で「自分もご飯が欲しい〜」とアピールしてたんだと思い、大変切なくなりました。

 

 

そういえばゆきちゃんは猫のお母さんのお友達が連れていたマルチーズにお尻のあたりの匂いをかがれた時、唸り声をあげつつ猫パンチを繰り出すという強気な一面をみせており、もともとそういう気質を持ち合わせていたんだと思います。今うちにはゆきちゃん以外にごまくんというねこもいて、体格的にはオスのごまくんに軍配が上がるけど気後れすることなくごまくんを威嚇したりします。もうちょっと仲良くしてくれるとうれしいです。

 

 

 

 

 

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