ナショジオの胸を打たれる記事が、この小さな赤ちゃんゴリラの表情とよくマッチしていました。
母親を殺され、孤児になってしまった赤ちゃんゴリラの話です。
母親を殺されたその赤ちゃんゴリラはコンゴの兵士たちが連れ去ったと思われるものの、彼らは売ることができず遺棄したところを環境保護の警備隊に救われたようです。縄で縛られたあとが腰や背中に残っていたその赤ちゃんゴリラは施設に移され、人間の赤ちゃんと同じように愛情を持って育てられ回復しました。
この写真からはこの赤ちゃんゴリラがどれだけ寂しい思いをさせられたのか、そしてまたどれほどの愛情を持って育てられたことが伝わって来ます。母親を殺しひどい仕打ちをしたのも人間、助けたのも人間。赤ちゃんゴリラは助けてくれた人々を仲間もしくは親として信頼してくれたのだと思いますが、人がやることの残酷さと優しさが表されている、印象的な写真だと思います。
最終的にこの西ローランドゴリラの赤ちゃんは別の施設の群れに入ることができたとのことです。ゴリラの群れの中での厳しさがあるとは思いますが、今後は人によって苦しめられることなく、幸せになってほしいと思います。
もう一つ、ゴリラの愛らしさが見れる動画があります。子供のゴリラが人にくすぐられて笑っているように見えます。インスタグラムで見つけたお気に入りの動画(だいたい動物)はしょっちゅう見直してしまいます!