ゆきちゃんメラノーマ経過観察記録5

手術前日、1月24日の21時以降からゆきちゃんにご飯をあげてはいけないとのことでした。また手術当日の25日は水もあげてはいけなく、飼い主が朝起きてもご飯が出てこないことに、ゆきちゃんに鳴いて抗議をされました。

ごまくんだけにご飯をあげるわけにもいかず、一緒に我慢してもらいました。

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1月6日以降、かかりつけの病院と目の検査のために別の病院へ、すでに5回ほど行っていました。ゆきちゃんの負担も大きいようで、キャリーを用意するときはもちろん、飼い主が外に出かけるために上着をはおるだけでも隠れてしまうようになりました。

そういえばショックなことがありました。他にどのぐらい同じような対応をしている動物病院があるのかわからないのですが、セカンドオピニオンを伺うために訪れた眼科のある病院で、ゆきちゃんはすぐに拘束袋に入れられ自由がきかない状態での診察でした。ゆきちゃんはおとなしい猫で、当日も暴れたわけでもなく普段通りでしたが、あとで口コミを検索してみると、その病院では、どのようなねこであっても、常にまず拘束袋に入れているようです。今までいった複数の動物病院で同様の対処がされたことはなく、そのような状態のゆきちゃんを見るのは、自分にとってもショッキングでした。かかりつけの獣医さんからの紹介したいただいたため伺った動物病院でしたが、今後行くのはやめようと思いました。

そして、25日ですが、動物病院に手術のため出かける準備をすると、ゆきちゃんはやっぱり隠れてしまいました。でも、ちょっとだけこちらの様子を見に来た時に抱きかかえて、キャリーに入れることができました。

動物病院にタクシーで行き、9時について、30分ほど今後の流れを伺いました。手術はその日の遅くても13時ぐらいまでには終わることや、様子をみて問題がなければ、翌日に連れて帰って良いことなど説明を受けました。のちほど電話をいただけることとなり、帰途につきました。

帰りはちょっとした放心状態でありました。同時に、手術が終わればゆきちゃんが実際にメラノーマであるかどうかもわかるし、もしそうであっても今後の対応方針についても決めることができるので、ひとつ先に進めたような心持から、多少の不思議な安堵感もありました。

その日は快晴であり、1時間ほどかかるのですが、帰りは歩くことにしました。もうすぐにでも手術は始まっているかもしれず、ゆきちゃんのことが気がかりではありましたが、久しぶりに外の空気を吸ったような気がして、良い気分転換の時間でもありました。しかし、ひとつすっかり忘れていたことがありました。ぼんやりだったり考え事などをしながら歩いているうちに、ごまくんも朝ごはんあげていなかったということを思い出しました。

うちに帰ると待ち構えてましたw

手術が終わっているはずの13時を過ぎても電話がなくちょっと不安でしたが、15時前に動物病院から連絡をいただき、手術は無事成功したことを伺いました。もう麻酔からも完全に醒めているとのことで、普段とは違う環境にいるためか、居心地がわるそうではあるけど落ちいているとのことでした。そのため、予定通り、翌日にゆきちゃんを連れて帰ってこれることになりました。

 

 

 

ゆきちゃんメラノーマ経過観察記録4

なんとかゆきちゃんの目を、摘出せずに治療できないものかと、または手術を受けさせるのなら判断材料は多い方が良いとも思い、最後にもう1件だけ別の動物病院にゆきちゃんを連れていきました。

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大変優しい先生で、またゆきちゃんに対する扱いからもおそらくほぼすべての動物病院の先生がそうであるように、動物が好きなのだろうなあとおもえました。結果は変わらず、メラノーマ(疑い)ではありましたが、根拠となる文献や資料をひとつずつあげて説明をしてくださいました。

懸案事項であったメラノーマであるかどうかの最終的な判断について、眼球摘出後の病理検査でしかわからないのか、あらためて確認をさせていただきましたが、こちらも変わらずでした。また、不確定要素がある中での摘出をするという判断は難しいでしょうが、と心情をくんでくださりつつ、あらためてあらゆる検査の結果や目の中のシミの様子などからメラノーマである可能性は非常に高いとのことでした。そして最善の対処法が、手術であることを自分の中でようやく理解することができました。

後日、先生よりあらためてメラノーマを対処する際に、どこまで進行しているかや、またはそうでないかということの判断の難しさを伺った際、獣医としては早く摘出したほうが良いとは思うけど、飼い主さんにとっては大きな決断が必要ですよねといったお話がありました。「でも短い期間でよく決断なさいましたね」という言葉があり、自分も「わかりやすい説明を伺えたので最善の判断ができたとおもいます」と返答しました。

その日については、一晩だけ考えさせてくださいとお伝えして帰宅しました。

翌日、電話して手術をお願いしました。

1月6日に眼球内で2度目の出血をして最初の動物病院に連れて行き、1月23日に最後の動物病院に伺って翌24日に手術のお願いの電話をして、さらにその翌日、25日には手術の運びとなりました。

手術前からその後の経過観察を書きつつ、つたない編集ですが動画にも残していきたいと思います。自分がそうであったように情報が必要な方もいらっしゃるかなと思いつつ、術後の様子は人によってショッキングだったりすると思うのでちょっと悩んではおりますが。。。下の動画は手術当日までの様子です。