ゆきちゃんメラノーマ経過観察記録4

なんとかゆきちゃんの目を、摘出せずに治療できないものかと、または手術を受けさせるのなら判断材料は多い方が良いとも思い、最後にもう1件だけ別の動物病院にゆきちゃんを連れていきました。

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大変優しい先生で、またゆきちゃんに対する扱いからもおそらくほぼすべての動物病院の先生がそうであるように、動物が好きなのだろうなあとおもえました。結果は変わらず、メラノーマ(疑い)ではありましたが、根拠となる文献や資料をひとつずつあげて説明をしてくださいました。

懸案事項であったメラノーマであるかどうかの最終的な判断について、眼球摘出後の病理検査でしかわからないのか、あらためて確認をさせていただきましたが、こちらも変わらずでした。また、不確定要素がある中での摘出をするという判断は難しいでしょうが、と心情をくんでくださりつつ、あらためてあらゆる検査の結果や目の中のシミの様子などからメラノーマである可能性は非常に高いとのことでした。そして最善の対処法が、手術であることを自分の中でようやく理解することができました。

後日、先生よりあらためてメラノーマを対処する際に、どこまで進行しているかや、またはそうでないかということの判断の難しさを伺った際、獣医としては早く摘出したほうが良いとは思うけど、飼い主さんにとっては大きな決断が必要ですよねといったお話がありました。「でも短い期間でよく決断なさいましたね」という言葉があり、自分も「わかりやすい説明を伺えたので最善の判断ができたとおもいます」と返答しました。

その日については、一晩だけ考えさせてくださいとお伝えして帰宅しました。

翌日、電話して手術をお願いしました。

1月6日に眼球内で2度目の出血をして最初の動物病院に連れて行き、1月23日に最後の動物病院に伺って翌24日に手術のお願いの電話をして、さらにその翌日、25日には手術の運びとなりました。

手術前からその後の経過観察を書きつつ、つたない編集ですが動画にも残していきたいと思います。自分がそうであったように情報が必要な方もいらっしゃるかなと思いつつ、術後の様子は人によってショッキングだったりすると思うのでちょっと悩んではおりますが。。。下の動画は手術当日までの様子です。

ゆきちゃんメラノーマ経過観察記録3

本当に眼球摘出をする必要があるのかどうか、摘出することによって今後ゆきちゃんが生活する中で負担がかかるのではないかまず考えました。そして、そもそも眼球摘出という言葉の大きさにただ圧倒され、命ある動物の眼球を摘出するなんてことを自分が判断してよいのかと悩みました。

しかし、ゆきちゃんにとってそれが良いことであるかどうか、自分が判断する必要があるため、日をあらためて、動物の眼科のある別の病院に連れていきました。

結果は変わらず、メラノーマであり、緑内障でもあるでしょうとのこと。。。すでに目以外に転移している可能性もあり、その場合は摘出しても長く生きられない可能性はあるが、手術したほうが良いでしょうとの診断でした。

それでもやっぱり悩むのは、最終的に目のがんであるメラノーマかどうかは、眼球を摘出後に病理検査をしないと確定できないというところでした。眼球内で出血したことや目のシミの具合や、検査の結果からメラノーマでほぼ間違いないでしょうとは言われたものの、もう一つだけ、別の病院で目を診てもらってから決断することにしました