ご来光を見た後は、頂上を目指して再び登山です。
朝日に照らされつつ登ります。このあたりから、一心不乱に頂上を目指します。一緒にいった残りの二人のペースをかえりみずに。
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なぜかと言うと、ただ(個人的な)恐怖から逃れたかったがためです。
富士登山って、こうハイキングの延長のような雰囲気で気楽にのんびり歩いて行けるのとか思っていたけれど、普通に岩場を両手両足を使わないと登れない場所もあるなんて聞いてなかった!(ずっと岩場ではありません)
そんな心構えだったため、重めのカメラ( Canon EOS 6D EF24-105L IS USM レンズキット)で、ボディとレンズ合わせて1.3キロぐらいのを持ってきたのですが、首からぶら下げると岩場を両手でつかむときに邪魔になるから、リュックに入れていたわけですがこれが重い。
リュックの中にも、防寒グッズや栄養価の高いグミやら羊羹などの食べ物や、水なんかもおそらく余分に持ってきてしまいました。で、岩場を前傾姿勢で登るわけですが、重心が後ろになりがちで、頭から倒れたら大けがするという考えにとらわれてしまい、こわくてこわくてとにかく早く頂上まで行って安心したかったのです。
これ、富士登山経験者に話しても全く理解得られなかったので、単純に自分が荷物持ちすぎてたみたいです。
ちなみに登山一週間ぐらい前から、富士山登るしカロリーたくさん取っても大丈夫だろうと重い、普段よりたくさん食べてたり飲んだりしてたら、登山終えたあとでも余裕で太ってました。
引き続き、登ります。登っている間はあとどれぐらいで頂上なのか、まったくわからなかったです。
ようやく頂上へ。残り二人を置き去りにして、登り切ってしまいました。
空気が澄んでいて、物がはっきりと見えます。前回、今回と上げた写真はほとんど撮ったままで修正もしていません(手抜きしてもくっきり!)。
えっと、これは私なのですが、残り二人が全然登ってこないため、頂上で記念撮影を楽しんでいましたw
さ、そしてお鉢巡りです。富士山山頂を一周することをお鉢巡りと言うそうです。
ようやく登ってきた二人に「行こうぞ、お鉢巡りに!」と声をかけるものの、「行かない」と。なにやら二人とも富士山は初めてではないし、以前にお鉢巡り行ったから今回はいいや、とのこと。きっと「(登山のときと同じように)お鉢巡りも一人で行けよ」ということではないと思います。お鉢巡りから戻ってきたら甘酒やカップラーメンをふるまってくれましたし。
そのお鉢巡りですが、時計回りに進むのがたぶんよいのかなと思います。自分は逆回りで行ったためか、途中で人がいなくなり、一本道だとは思いますが、ひとりでこの道であってるのだろうかとこわくなりながらなりながら歩きました。
これも富士登山経験者には全く理解されませんでしたが、かなりの傾斜のところがあり、すべって落ちたら死ぬなってところもありました(経験者はそんなところあったかな~?って言ってましたが、絶対あります!)。
この頂上が、実際に3776メートルある剣ヶ峰。
上から見るとこんな感じ。ちなみに滑って落ちたら死ぬなってのは、ここのことではないです。そこはこわくて写真どころではなかった。
夏なのに、凍ってるところがあった。
山ガール
常日頃、メディアに踊らされないことをこころがけているため、山ガール(最近あまり聞かないですね)の存在を見るまでは信じていなかった自分でしたが。
この山ガールは話をきくと一人で富士山頂まで来たとのこと。しかもこの後なにやら道具一式を取り出してお湯沸かしてコーヒー飲んでました。一人で危なくないのかよ、落ちたら死ぬとこあるぜ(経験者は無いと言う)、と思いつつ感心してしまいました。
そしてブルドーザー。
近くに来ると迫力があります。これで山小屋に物資や怪我人が出たりしたら運ぶそうです。止まった山小屋のカップラーメンは500円だか600円ぐらいしたけど、これみたら仕方ないかという感じです。
さて、後半で最後にしようと思ったのですが、思ったより長くなったのであと一回、富士登山の総括としてあげようと思います。ブルドーザー動画も上げたいんだけど、容量がでかすぎてうまくいかない。平日はほとんど時間取れないから三連休の週末かな。書いてて、今年の夏でもまた富士山行きたいなあと思い始めました。