富士登山の記録 ( 2016夏前半) | 飼い主が必死ブログ

朝早くに新宿に集合、バスに乗り、富士五合目から野郎三人で一泊登山した時の記録。当時のバス料金を覚えておらず、現在の運賃を調べてみたら、富士急行バスでバスタ新宿から富士山五合目まで片道2700円、往復5400円のようです。

高尾山に行ったことがあるぐらいで、初めての登山だったため、登山用具自体もってなく、全部レンタルで済ませましたよ。

レンタルしたのは「そらのした」という登山やキャンプ用品を貸してくれるお店で、手続きは全てネットで完結。レンタルしたのは「はじめての富士登山セットライト」に「選べる富士登山オプショナル４点パック」というのをつけて15000円ぐらいだったかな。

ネットでプランを選択して確かカードで支払いをして、指定した日に自宅に配達してもらえ、登山が終わったら返送するという簡単なもの。

結果、レンタルで全く問題なかったです。ただ、靴は自分で買って慣らしておいたほうが良さそう。上りは問題なかったけど、下りで豆ができて痛かった。

さて、富士山五合目とはいえ吉田口は標高が2300メートルもあるとのことで、眺めを期待してテンションが上がってました。はい、その時の写真がこちら！

何も見えなかった…。山の天気は変わりやすいというから、晴れ間を期待してたけど、数時間こんな感じ。富士登山13回ほど経験している人に聞いたら、朝はもやがかってなくても時間が経つとどんどん蒸気が上がってきてこういう感じなるらしい。あと、この写真だとなんとなく散らかっているような、乱雑な感じがしなくもないけど、問題になっているようなゴミの散乱は見かけませんでした。登山道以外のとこに破棄されているんでしょうか。まあ、自分もあまり余裕なかったからそこまでまわり見えなかったけど。

そして途中からこういう岩場も多かったです。

期待していた晴れ間がやっと！！！

でもまたすぐ蒸気が！！！

晴れ間は本当に一瞬。

Twitterでも書いたけど、こんなランニング姿の軽装で走って登山している外国人の方もいました。いや、衝撃でしたね。なんか水も持ってきていなかったみたいで、休憩中の僕らのそばにあった作業用のタンクから出ている水みて、「飲める？」って聞いてきたんだけど「多分飲み水じゃないから無理かと」って答えたら、OKつってまた走り去って行った…。Youのリュック、最低限のものしか入ってないぐらい薄っぺらいね…。最低限の中にきっと水は必要だと思うよ。

で、一泊登山だったので、午後14時ぐらいに八合目の山小屋に到着して早めの晩御飯をいただきました。カレーとさばだったかな、味は意外に美味しかったけど、量が少なくて、あとで500円か600円ぐらいのカップラーメンと買って食べた。でも帰りに物資の運搬をするブルドーザーみたいなのをみたら、輸送費考えると高くても仕方ないなと思った。

次に行くことがあるなら、日帰り登山でいいなと思った。山小屋で寝るスペースが寝返りもはばかられるほど隣との距離が近いし、ずっと話をしてる人がいてうるさくてゆっくり休めなかった。日帰り登山をするにしても、区切りがあるか、少し広めの部屋がある山小屋を絶対探すべきだと思う。泊まった山小屋は一食付きで8500円。

僕らが泊まったところではないけど、次に一泊するならこの山小屋のセパレートタイプぐらいは最低確保したい、10000円から11500円ぐらいはするけど。この山小屋、予約しようと思ったら埋まってたから、早めに予約しないと取れないんだと思う。ちなみにずっと話しててうるさかった人たちは、誰かが「我慢してたけど、寝てるのわかるだろ、外行けよ」つって静かになりました。初登山なので、山小屋ってこんな感じで起きてる人は起きてるのかなと思って、気にしないように努めてたけど、あとで聞いたらやっぱり寝る場所で話し続けるのはマナー違反らしい、当たり前だけど。そこの山小屋はアルコール禁止だったから、その人たちも飲んでたわけではきっとないと思う。他の山小屋ではアルコールOKのところもありました。

そういえば、日帰り登山するには夜に暗い道を上り（もちろんヘッドライトなどの装備ありで）、ご来光をみて帰るのが一般的みたい。夜中に目が覚めて、山小屋の外に出たら、上を見たら星空で、下を見るとどんどんとたくさん上がってくるヘッドライトの光が見えました。こんな夜中に登ってくるんだと驚きもしたし綺麗だなとも思ったけど、ヘッドライトあっても、夜道にあの岩場を登るのはこわそう。