フルーツフルイングリッシュ を始めた理由

先日英語を真剣に学ぼうと思ったきっかけを書きました。その中でも言及しましたが、TOEICをやめて2年ほど前から英検を受けることにしました。実際に英検を受けてみましたが(無謀にも1級受けてみた)、思ったのは英作文があまりにも書けないということです。

 

そのような状態でなぜ1級を受けようと思ったのかですが、TOEICで800点台を安定して取れるようになったころ、ネットでTOEICの点数を英検に換算するとどれぐらいか調べてみたら意外に800点台でも英検1級合格してる方が多くいることがわかりました。

 

根拠としてはTOEICを運営するIIBCの資料(PDFファイル)です。これを見ると英検1級取得者の多くがTOEICでは895点以上は取ることがわかりますが、平均スコアは816点! 816点は取ったことはあるから頑張って1級を受けるしかないと思ったわけです。で、まずは実際受けてみようと思い、申し込んだものの仕事の忙しさを理由に自分を甘やかし(毎日欠かさずビールは飲んでた)、あまり勉強せずに試験を迎えました。

 

当日、きっと帰国子女であろう保護者同伴の小学生たちに驚きと引け目を感じつつ(試験会場は同じですが教室は別です)、受けた試験の結果は手応えはなかったものの、予想外にそこまで悪くなかったのですがこれは本当にまぐれだった。その時は、あと英作文頑張ればなんとかなるかもと思いましたが、2回、3回と受けるにつれ点数が下がり合格からだいぶ遠ざかってしまいました。目標とする英検を長きに渡り取得できない方々が長期滞留者という言葉で表現されているのをネットでみたことがありますが、今の自分がまさにその状態です。

 

さらに2016年度に採点方式が変更され、英作文の得点配分が高くなり、英作文がきちんと書けないとますます英検1級への合格が遠のくこととなりました。

 

そして何より認識を改めないといけなかったのは、TOEICで少し点数が取れたぐらいでは英作文は書けないということでした。英検1級の過去問の英作文を音読したり、汎用性の高いフレーズをいくつか覚えた状態でしかなかったのですが、実際に会場で英作文を書き始めると本当に簡単なフレーズが出てこず、なんとか書き進めるも横道にそれたりして首尾一貫した文章が全く書けませんでした。

 

TOEICの点数が多少低くても、英会話できる人なら英作文もどうにかなるのでしょうが、自分は会話もうまくありません。しかしながらTOEICを独学で600点から800点台までささやかながらも点数を引き上げることができたことが多少の自信や根拠となり、現状に大きな隔たりはあれども、英検1級を努力次第では取得可能と考えています。

 

それにはやはり英作文や勉強の負荷をあげるしかないと思います。そしてやれることはやろうと思い、まずは苦手な英作文に取り組むことにしました。得意のブラウジング(暇つぶし)を駆使して検索したところ、フルーツフルイングリッシュ が目にとまりました。そういや今思い出したけど英語を真剣に学ぼうと思ったきっかけとなるトラの動画を見つけたのは職場からだったけど、フルーツフルイングリッシュ を見つけたのも職場のPCからだった(笑)

 

役に立たない自分語りに終始してしまいましたが、次は具体的なフルーツフルイングリッシュの活用法を書いてみようかなと思います。また、週に1回、英作文を提出して添削してもらっているのですが、これも毎回上げていきます。これには理由があって、自分のためですが復習の良い機会になるのです。 まずは目標として今年中は続けたいと思います。

 

そして、今年中に英検1級取得することを(このブログほとんど誰も見てないから(TдT) )ここに宣言します!

 

英作文のフルーツフルイングリッシュ

 

「それが英語」とフルーツフルイングリッシュ の先生に教わったこと

オンラインの英作文添削サービス「フルーツフルイングリッシュ」を使っています。今まで、いろんなオンライン英会話を試したことはありましたが、英作文のサービスは初めてです。

 

「フルーツフルイングリッシュ」を始めた理由はまずは英検です。目標としては英検準1級、1級の合格を目指していますが、得点配分の割合が大きくなったと言われる英作文の対策として有効なのではないかと考えたのが第一です。

 

次に、英語で説明できる事柄を増やしたいという思いからです。自分はただでさえ緊張しやすいので、前もって自分の興味のあることや説明したいことを沢山用意しておけば会話に余裕も生まれるのではないかと思ったのです。

 

オンライン英会話でも修正はしてくれますが、不明点がある時に何度も聞き直したり確認するのが億劫になってしまったり、会話の流れを優先してきちんとした表現を確認できないことが多々あります。こういった点も英作文の添削ならきちんと学ぶことができるのではないかと考えました。

 

では、実際にどういった添削を受けられるのかを「フルーツフルイングリッシュ」のカスタマーサポートの方に許可を得ましたので、自分の提出した課題と、添削していただいた英文を紹介します。

 

まず日本語で言いたかった内容ですが、

「姪は5歳の割りにはちょっとおとなしい。時々自分に変顔を見せてくれたり、ちょっとしたことで泣いてしまったりと子供らしくもあるけど大体は落ち着いている。姪の母親は姪が生まれた時からほぼシングルマザーであるため、姪の父親のことはそんなに知らない。姪と違って、母親は小さな頃はやんちゃな子供だった。なので、性格って生まれ持ったものなんだなあと思います。」

 

続いて下が提出した英文と添削結果です。

 

提出した文章

My niece is five years old and (A) slightly quiet for her age. As a child, she often shows me her (B) weird face and cries (C) at anything, but she is usually (D) decent. I don’t know about her father very much, because her mother (E) has been a single mother -my sister- (F) almost all time since my niece have been born. Unlike my niece, her mother was a naughty girl when she was a child. Therefore, I think personal character is (G) innate.

添削結果

My niece is five years old and (A) has a quiet character for her age. As a child, she often shows me her (B) funny face and cries (C) sometimes, but she is usually (D) a good girl. I don’t know about her father very much, because her mother (E) -my sister- has been a single mother (F) most of the time since my niece (F’) was born. Unlike my niece, her mother was a naughty girl when she was a child. Therefore, I think personal character is (G) really interesting.  

 

 

指摘箇所の説明

(A)言いかえ
5歳のお子さんが is quiet ですと、「無口な」と喋らない解釈になると思います。大人なら「地味な人」かもしれませんが・・。ですので「おとなしい性格の持ち主」とされる方がいいかもしれません。

(B)形容詞
「おどけた・面白い顔をする」意味での変顔はこちらですね。

(C)言いかえ
対象を言うよりも、頻度にして「ときどき泣く」とされる方が自然と思います。

(D)言いかえ
decentは「まともな」というか、つまり「異常ではない」とあまり褒めていないので、こちらで「原則いい子」とされるといいともいます。

(E)移動
「妹」が、その子の母親である旨をここで伝えるといいと思います。読み手もわかりやすいですね。

(F)言いかえ
all timeは「常に変わらず」と少し違うので、こちらで「生まれて以来ほぼずっと」とされるといいと思います。

(F’)時制
「生まれた」は過去形で問題ないと思います。過去から現在まで「生まれ続ける」ことはできないですね。

(G)形容詞
間違いでは全くないですし、「生まれつきのものだ」だと思いますが、英語としてはちょっと不自然かもしれません。他にも候補はたくさんあると思いますが、賑やかなお母さんからそんなおとなし目のお子さん、でしたら「実に興味深い」などにされた方がいいかもしれません。

 

そして提出する際に、こういった点を教えて欲しいと要望することができます。今回自分は下記のように書きました。

姪は歳の割には大人しく、変顔見せてくれたりちょっとしたことで泣いたりと子供らしくもあるけど、大体は落ち着いていると書きたかったのです。すみません、添削お願いいたします。

 

すると、提出課題に関する補足説明や英語にまつわるエピソードや役立つ情報を教えていただけることがあります。

今回はこんなことを教えていただきました。

○○さんこんにちは。よろしくお願いします。 
いえいえ、しっかり表現できておられますので、ミスでは全くなく、より自然に若干変えています。 
身内に関して説明する際の、日本語と英語の一番の違いは、英語ならもっとほめます。対象が姪御さんでしたら、 my angel / apple of my eye (=自慢の種) なども考えられます。ですので私も我が娘たちは色々不備や不満があっても英語だと「She is smart, beautiful and has a great personality.」などですよ。それは実際そうだからではなく、英語ではそう言わないと私が変な人になるからです。日本語なら「も~ぉ、勉強しないし部屋は汚いし・・(以下続く)」ですね。 
原則英語にはあまり謙虚や謙遜ってありませんので、そこは日本語のマインドを捨てないと、言葉だけを英語にすると違和感が出ます。むかし面接に関わった際、相手(外国人)に「あなたの欠点は?」と尋ねたら彼はしばらく考えて「ない」ときっぱり言いました。それが英語だ、とも言えます。

 

今まで複数回添削していただきましたが、この課題を紹介に選んだのは、先生の「英語なら身内をもっと褒める」「英語ではそう言わないと私が変な人になるからです。」という文章や最後の面接時のエピソード、「それが英語だ、とも言えます」の部分が大変印象深かったからです。こういった実際に英語を話す方の実感や考え方というのはなかなか触れる機会がなく、自分にとっては非常に有益で続けていこうと思う理由にもなっています。

 

まだまだ書きたいことがあるのですが、長くなったので何回かに分けて書いていこうと思います。

 

英作文のフルーツフルイングリッシュ