それはNHK「ニュースで英会話」です!
英語のニュースを動画で観ることができて、その英文と日本語訳がのっている大変親切なサイトです。そして何より秀逸なのが、「センテンスごとに学ぶ」というページです。
このサイトの自分の使い方は、まず何もみず英語で3回聴きます。自分の場合はそれ以上聴いても新たに聴き取れる部分が少ないからです。そして英文を見ながら、聴き取れなかった部分を意識してまた聴きます。そして今度は英文を見ながら音読します。さらにその次は英文を見ずに動画に合わせて音読します。聴き取れない部分は一時停止にして逐一確認します。
そしていよいよ件の「センテンスごとに学ぶ」です。ページが画面下のあたりにあるのでそちらをclick onすると、文字通りセンテンスごとに分けられていて、英文とそれに対応する日本語訳があります。これらを見ながら英語で理解できた内容と日本語訳の差を確認します。秀逸と上記に書いたのはその解説にあるのです。様々なニュースを取り扱っているので、全てにおいて専門家のはずはないのですが、この「センテンスごとに学ぶ」を解説なさる方が毎回丁寧に分かりやすく英文の説明をなさっている上に、そのニュースにまつわるちょっとした情報を紹介してくださって記憶の定着に一役買ってくれるのです。
例えば、2/15 放送の「 米”核なき世界を放棄” 」ですと、「arsenal」という単語が出てきます。サッカーファンならご存知のアーセナルと同じ発音です。すると解説にこうあります。「ちなみにサッカーのイングランド・プレミアリーグにArsenalという強豪チームがありますが、軍需工場が母体となって発足したチームなので、このように命名されました。」とあります。僕なんかですと、「なんと、そんな由来が!」と驚いて忘れないことこの上ないです。
また別の日の2/13「超小型ロケットの打ち上げ成功」の記事ですと、ニュースでは触れていないのですが、「センテンスごとに学ぶ」のコーナーでこの超小型ロケットについて補足の情報が書いてあったりします。内容は「このミニロケットは家電製品などで使われている民生用の部品を取り入れており、H2Aやイプシロンといった国内のほかのロケットに比べて、打ち上げコストは数十分の1に抑えられています。」といったもので、取り上げたニュースの理解を深める内容となっていて、さすがは「僕らのNHK」(特に意味はないです)といったところです。
盛大に少ない読者数を誇るこのブログにおいては、独り言になってしまう可能性大ですがこの「センテンスごとに学ぶ」を担当している方の本などが出ているのであれば是非とも購入したいです。絶対わかりやすくかつ面白いと思うのです。もし情報をお持ちの「僕らのNHK」仲間(特に意味はないです…)の方がいらっしゃったら教えてください!
そしてまた動画に戻り、英文を見ずに、聴き取れない部分がなくなるまで数回音読を繰り返します。
まず朝起きたら上記を実行、その後日経プラス新聞各紙に目を通すのが日課です(すみません、わたくし嘘をついたかもしれません)。