ギャンブルやめられなくて先が見えなかったころ

人に話すにつらく、振り返ると恥ずかしく、このようにブログにしか書けないことでした。

 

寝ても覚めてもパチンコ、スロットでした。

 

働いてはいたものの、ギャンブルでお金がなくなると友人や親、兄弟に平気で嘘をついて無心しました。友達はいなくなり、小さい頃から可愛がっていた二人の年下の妹にまで金を貸してくれるよう頼み、断られる有様でした。二人ともどうすべきか一生懸命悩んでくれました。親には結局高校卒業から30代中頃まで無心を続けたと思います。

 

ギャンブルさえやめることができれば人に嘘をつかなくても良くなるのに。言い訳しなくても良くなるのに。もっとまともな人間として見てもらえるのに。ああ、書いててつらい…。

 

当時は心配した兄にギャンブル依存症をやめる会合などに連れて行かれたり(感謝してます)、給料は親に預けて必要な分だけ仕送りしてもらったりと手段は講じてみたもののどれも長続きせず。

 

まさかお腹すかせたnekoさんに助けられるとは思いもしませんでした。

 

ギャンブルやめられた後、母親からどうして立ち直れたのか聞かれた時に「実は」と切り出して、「nekoに助けられて感謝してて、そんで今nekoと暮らしてる。」と返答しましたが自分でも意外に感じたように母も納得はしてなさそうでした。理解はしてくれたけど、母の友人に僕と同じようにギャンブルやめられない息子がいて、その方から相談を受けているようで、アドバイスとしては弱いな〜と感じているようでしたw

 

そういえば、のちのちギャンブルをやめられるきっかけが子供ができたとかペットを飼ったとかそういった理由が多いことを知りました。
数年経って、ようやくギャンブルにハマってたことを人に話せるようになった時、やめたきっかけがnekoって結構ドラマチックだと思ってたけど友人にいきさつ話したら「ああ、そういうこと結構多いらしいよ」と当たり前のように言われ世の中を知らない自分を恥じました。

 

今は2匹のnekoと暮らすようになりました。

 

 

ゆきちゃん
ごまくん

 

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