「ニュースで英会話」の監修者がどなたなのか、NHKに問い合わせてみました

その解説が丁寧かつ印象に残りやすいエピソードや補足情報を紹介してくれる「ニュースで英会話」なのですが、どなたが解説してくださっているのか常日頃気になっていました。そこで「ニュースで英会話」のページ内にある「問い合わせ」からNHKへメールで質問してみました。問い合わせ内容としては「どなたが解説なさっているのか、また書籍などがあれば教えてください」という主旨のメールです。

 

素早いご対応をいただき、翌日には回答をくださいました。TVであればここでコマーシャルが入るところであり、ネットなら良くある商品の宣伝サイトのように「番組の監修者についてはページのずーっと一番下までスクロールしていただくと表示されます」とか勿体ぶったりするところですが、結果として今後来ていただけなくなると思うので、今すぐ紹介します!しかしその前に一言だけ言わせてください。今日は「猫の日」です。猫飼いさんいらっしゃいましたら、今日は何か猫ちゃんたちに一品つけてあげてください(僕もそうします)!そして飼い主さんの方もそうでない方も、最近Twitterで話題の「#どうぶつにハテナつけると可愛い選手権」をみてほっこりしてください。

 

鳥飼玖美子先生

 

唐突ですが、そろそろ急ぎ紹介しないと過疎ブログが干上がってしまう。上記がNHKから回答をいただいた監修者の方です!早速アマゾンで検索(←検索結果が別ウィンドウで開きます)してみました。15冊の本を出版なさっているようで、最新だと2018年1月26日の「英語教育の危機」というものです。レビューを拝見すると冒頭にこんな文章があるそうです。「英語教育改悪はもう、どうしようもない。グローバル時代だから英語、文法ばかりの英語、だから読み書きしかできない、英語は会話だ、、、日本全土に蔓延する強固な思い込みは、もはや崩せない」とのこと。英語教育者であればご自身のお仕事にも繋がりそうなので、小学生からも英語教育が始まる現在の環境を好機と捉えることが多いと思うのですがどうやらとても憂いていらっしゃるようです。すでにAmazonで注文したので読み次第、わたくしめの稚拙な感想を紹介さしあげます。

 

冒頭や以前も書きましたが、とにかく解説が丁寧でわかりやすく、なるほどー、この単語ってそんな意味があるんだーと毎回勉強になることが多々あります。最近ですと、「ドローンで初の人命救助」という記事の中で「センテンスごとに学ぶ」で紹介された「teenager」の解説がとても印象深かったです。てっきり10代の若者をさす言葉だとばかり思うのですが、そうではなかったです。TVならここでコマーシャr(略

 

13歳から19歳」がteenagerなんだそうです!解説を読むとなるほどです。”語の中にteenが含まれるthirteenからnineteen「13歳から19歳」の人のこと” を「teenager」という。世間一般では常識だったのでしょうか、自分は今回初めて知り今日も「ニュースで英会話」はやるなーと感心しましたよ。

 

では猫にご飯あげようと思いますので今日はこの辺で!




英語学習においてためになる、「僕らのNHK」のサイト

それはNHK「ニュースで英会話」です!

英語のニュースを動画で観ることができて、その英文と日本語訳がのっている大変親切なサイトです。そして何より秀逸なのが、「センテンスごとに学ぶ」というページです。

 

このサイトの自分の使い方は、まず何もみず英語で3回聴きます。自分の場合はそれ以上聴いても新たに聴き取れる部分が少ないからです。そして英文を見ながら、聴き取れなかった部分を意識してまた聴きます。そして今度は英文を見ながら音読します。さらにその次は英文を見ずに動画に合わせて音読します。聴き取れない部分は一時停止にして逐一確認します。

 

そしていよいよ件の「センテンスごとに学ぶ」です。ページが画面下のあたりにあるのでそちらをclick onすると、文字通りセンテンスごとに分けられていて、英文とそれに対応する日本語訳があります。これらを見ながら英語で理解できた内容と日本語訳の差を確認します。秀逸と上記に書いたのはその解説にあるのです。様々なニュースを取り扱っているので、全てにおいて専門家のはずはないのですが、この「センテンスごとに学ぶ」を解説なさる方が毎回丁寧に分かりやすく英文の説明をなさっている上に、そのニュースにまつわるちょっとした情報を紹介してくださって記憶の定着に一役買ってくれるのです。

 

例えば、2/15 放送の「 米”核なき世界を放棄” 」ですと、「arsenal」という単語が出てきます。サッカーファンならご存知のアーセナルと同じ発音です。すると解説にこうあります。「ちなみにサッカーのイングランド・プレミアリーグにArsenalという強豪チームがありますが、軍需工場が母体となって発足したチームなので、このように命名されました。」とあります。僕なんかですと、「なんと、そんな由来が!」と驚いて忘れないことこの上ないです。

 

また別の日の2/13「超小型ロケットの打ち上げ成功」の記事ですと、ニュースでは触れていないのですが、「センテンスごとに学ぶ」のコーナーでこの超小型ロケットについて補足の情報が書いてあったりします。内容は「このミニロケットは家電製品などで使われている民生用の部品を取り入れており、H2Aやイプシロンといった国内のほかのロケットに比べて、打ち上げコストは数十分の1に抑えられています。」といったもので、取り上げたニュースの理解を深める内容となっていて、さすがは「僕らのNHK」(特に意味はないです)といったところです。

 

盛大に少ない読者数を誇るこのブログにおいては、独り言になってしまう可能性大ですがこの「センテンスごとに学ぶ」を担当している方の本などが出ているのであれば是非とも購入したいです。絶対わかりやすくかつ面白いと思うのです。もし情報をお持ちの「僕らのNHK」仲間(特に意味はないです…)の方がいらっしゃったら教えてください!

 

そしてまた動画に戻り、英文を見ずに、聴き取れない部分がなくなるまで数回音読を繰り返します。

 

まず朝起きたら上記を実行、その後日経プラス新聞各紙に目を通すのが日課です(すみません、わたくし嘘をついたかもしれません)。